A君は私の大学時代の数少ない友人の一人である。私は大学を出てから地元から離れてしまっており、卒業後は1,2回しか顔を合わせていない。私たちの最後のやり取りは2023年の正月の挨拶で、彼の生まれたばかりの赤ん坊と一緒にいる写真を見せてもらっていた。2024年の正月にも軽い挨拶メールを送ったものの返事はもらえなかった。2025年の正月には連絡せず、今年の正月には2年ぶりに挨拶メールを出したがやはり返事はなかった。今日、偶然にインターネット上の新聞記事で彼が2023年の2月に亡くなっていたことを知った。メールのやり取りが2023年の1月以降途絶えていることと一致している。てっきり忙しいか私が愛想つかされたために返信が来なくなったものと思っていた。私は年末に友人知人に挨拶メールを出すようには心がけているが、それほどまめにはやっておらず、さぼることも結構あって、自分でも最後にいつ連絡したかなどはメールの検索履歴でも見ないとわからない状態である。私が消息を絶つときには誰かに気付いてもらえるようにもっとわかりやすく定期的に連絡を取るようにして、私も友人や知人の異変に気付けるように努めようと思う。いまさらではあるが、友人の冥福を祈り、また彼のことを忘れないために、ここに書き残しておくことにする。
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