Monday, January 28, 2013

人前で演奏して助言を受ける

2週間ほど前かな、私にしては珍しく人前でピアノで演奏した。
以前に比べればマシになったとは思うが、私は自分の弱点を人には見せまいという意識が常人より高いと感じている。だから人前で稚拙な演奏など披露したくない。
でもやった。少しは自分の腕に自信をつけてきたことが一因か。
そして、”ペダルワークをもっと丁寧にやるべき”というような助言を貰った。
うーむ、一人で練習していたら何ヶ月やっても気づかないことかもしれない。
やはり初心者はどこを意識して勉強するのかよくわからないから、適度に人からアドバイスを貰うようにしたほうがいいのかもしれない。アドバイスは貴重だ。その一言で暫くは練習意欲が出るし練習効率が良くなる感じがする。このところ練習しても進歩を感じられず悩んでいたが、これで暫くは悩まずに済みそうだ。大分前には弟に”肩が力んでいる”と注意されたことを思い出した。私が先生以外の前で演奏して助言を貰ったことはそれくらいしか記憶にない。人前で演奏するには勇気が要るから、殆ど人前でやらない。結構損しているなぁ。

こんなわけだから、数学の成績がイマイチなのに私の補習や助言を拒む人の気持ちはよく理解できる。私の前で数字のメロディを奏でるのに大きな抵抗がある人は私と同じなのだ、きっと。
まずは私がこの問題を乗り越えないと、彼らに偉そうなことは言えない。
手本を示せるように意識を改善したい。


ちなみに自分にとって大事ではない事ならいくらでも自分からいくらでも卑下できます。
例えば、歴史の勉強苦手です、バスケシュート全く入りません、とか事務的な仕事苦手ですとか、酒飲めませんとか。その辺で小馬鹿にされても私自身と関係ないから傷つくことはないのです。
逆に自分がそれなりに時間と労力を注ぎ込んだものは私の血肉の一部ですから痛いのです。

Saturday, January 26, 2013

さらば、インテグラ

出会いは2004年の独立記念日。
その日はたしか、幾つかの車を試乗する為に近所の中古車ディーラーを見て回った。
ひと目見て気に入ったのは、白の2ドアのカローラだったと思う。
しかし、運転してみてあまりパッとしなかったので他にもないか探すことになった。
幾つか試乗した結果、青のハッチバックのインテグラが最も運転していて心地良かった。
しかし私はハッチバックの形もあまり好かなかったし、ボディの色も好きではなかった。
白のカローラのことがまだ気になっていたが、父に即決を迫られ、結局インテグラに決めた。


インテグラは私にとっては2台目の車だが、初のMT車である。
買った時点で15年落ち、走行距離14万マイルの車だった。
それから私は8年半ほどこの車を運転した。
まだ走行距離は19万マイルの直前だからあまり運転していない。
4年前にカリフォルニアからニューヨークまで大陸横断した後は故障続きで、特にバッテリー関連の問題に何度も悩まされた。
私が今の職場で働き終えるときまで頑張ってもらいたかったが、これ以上修理費を出したくないなぁと思うようになった。まぁ、今の職場に予想以上に長く残っているからな。
しばらくNYに残る予定なので、別の車に乗り換えることにした。
まだ購入していないけど、予算は$5000~8000である。
インテグラは$2300くらいだったから、我ながら随分予算を高くしたものと感心する。
しかし、私はまたそれがダメになるまで乗り換えることはないだろうと予想する。
私が買い換えるという労を惜しむのも大きな理由だが、私は変えることに心理的に大きな抵抗があると思うからだ。保守的すぎて私はあまり色々なことを愉しむことなく一生を終えることになりそうだ。でも私はそういう頑固さをもつ自分が好きなのだからしようがない。
さて、この想定外の出費を埋め合わせるには、この夏は働くしかあるまい。




Thursday, January 10, 2013

恐るべき弟

段々弟を怖れるようになってきた。
彼は私が彼くらいの歳だったときとは比べ物にならないくらい視野が広い。
自分の将来についてよく考え、かつ目標に向かって邁進している感がある。

私が引け目を感じる点をリストアップしてみる。

1.人間観察力と対人スキル。
私が学生時代にかなり限定されたコミュニティでしか活動していなかったのに対し、彼はもっと幅広く他者と交流していたのは間違いない。私は何の部活動もせず、パーティの類には一切参加しない。さらに、友人と一緒に食事に出かけることも稀であった。また、私は弟をあまり観察してこ無かったのに対し、彼は中々よく私を観察しているようである。この経験の差はかなり大きい。
また彼は人から学ぼうとする意欲が旺盛である。逆に私は人に教えを乞うことが苦手である。
大分その苦手意識は払拭されたが、弟の積極性にはまだ敵わない。

2.自己への投資
私はケチである。倹約家とは違う。些細な出費に対してすら心に強い抵抗があるのだ。
お金を貯めるのが好きというわけでもない。積極的に稼ごうともしない。
私のもっとも嫌う人は稼ぐ力はあるが、人間性には大いに問題があると私は感じている。
彼に対する感情が私のお金に対する価値観を歪めているのだと思う。まぁ、病の一種だろう。
一方、弟は積極的に自分のスキルや人脈の為に躊躇い無く投資することができている。
日々の学習量は彼のほうが私の数段上なのではあるまいか?
そう思うと、私も努力しなければいけないと考える。また自分への投資を恐れずに敢行できるよう心の持ちようを改善せねばなるまい、と。
まぁ、これもここ2,3年出費に大しての抵抗が大分和らいできたので、いずれ弟に対する引け目も無くなってゆくはずである。少なくともこの点においては。

3.行動の早さ
私が近年常に意識していることだが、彼も意識しているようである。彼は生まれつき行動が早い性質ではないと思う。しかし意識して思い立ったら即行動するよう心がけているようである。彼のほうが私より大分前から意識しているし、実際彼の行動は私より大分早い。身軽なのだ。

と、まぁこれくらいか、パッとおもいつくのは。
私の観察眼に磨きがかかれば今の私には認識できぬ彼の特長も見えてこよう。
身近にこのように私に刺激を与えてくれる人物がいるというのは幸せなことだ。
私が己を磨き続ける限りは幸せなはずだ。逆に私が立ち止まったら、彼は手の届かぬ世界の住人となってしまうだろう。それはなんとしても避けたいおぞましい未来像だ。
今年も頑張るしかない!

Tuesday, January 8, 2013

父の本心を覗きたい

重松 清氏の”流星ワゴン”を読んでみた。
これは昨冬に知人がくれた小説なのだが一年間読まなかった。
先月、飛行機に乗るときに持って行って読むことにした。
小説は一度しか読まんので旅先で処分できる。荷物が増えないので丁度よいと思った。

読んでいて、私と年齢差が殆ど無い主人公とその父親を私と私の父に重ねた。主人公は父親を憎んでいて、家を飛び出している。主人公がお金に困らぬ生活をしていたら、危篤状態の父親のもとへは行かないはずである。(主人公は父から貰う足代と交通費の差額が目当てで通っていた。)
私の場合はどうだろうか?時々、私の父の臨終の際のことを考える。私はその時、父のもとへ駆けつけるのだろうか?行くべきだと考えるけど、本心は行きたくない。でも少しは行きたいとも思う。複雑な心境なのだ。”流星ワゴン”では夢(?)の中で主人公は30年ほど若返った父親と出会い一緒に主人公の過去の世界(主人公とその嫁と息子の世界であり、本当の父親は過去の世界では登場しない)を旅している。その中で二人はお互いの誤解(?)を解いてゆくのだが、そこが凄く羨ましかった。私の父も私の前では一切本音を出さない、ただ冷たいだけの人間にしか見えない。私は彼の本心を知りたいとずっと思っている。だから何度かは父に会いにいったこともある。でも、彼は決して自分を見せてはくれないだろう。もしかしたら臨終の時には示してくれるかもしれない。その前には和解はせずとも、彼の家族に対する心境を覗いてみたい。
結局今回の帰郷でも父を訪れなかったのは、少々悔いが残る。また、”流星ワゴン”は捨てずに持ち帰ってしまった。大事に取っておこう。




Monday, January 7, 2013

日常から良い例題探しをせねば!

今まで授業中に数学の例題を出すときには面白くも無いどこにでもありそうな例題で済ませていたが、改善の余地はありそうだ。もっと生徒を惹く力をもった例を用意するようにしたい。

三角比:

地平から東京タワーとスカイツリーの頂が見えるところから、
東京タワーまでの距離とスカイツリーまでの距離を三角比を用いて求められる。
そこから余弦定理を用いて東京タワーからスカイツリーまでの距離を求められる。

数学IIの三角関数の例題にはタイムリーでよいのではないか?
築地で寿司を食べたあとにスカイツリーを眺めながらそんなことを思っていた。
しかしスマホがある人にはどうでも良い話になってしまうか。
すると、GPSがどうやって現在地を算出しているかまで説明することになりそう。



If-Then:

マリオさんがある?ボックスを叩くと・・・、

ちびマリオさんのときは、スーパーキノコが出てくる。(逆も真、のような?ボックスとしておく)
スーパーマリオさんのときは、スーパーフラワーが出てくる。 (逆は偽)

他に誰もが知っているゲームはないかな?


部分集合:

中国の言い分:
尖閣諸島が台湾のものならそれは中国のものである。
何故ならA ⊂ B かつ B ⊂ C なら A ⊂ Cだからである。つまり、

尖閣 ⊂ 台湾 かつ 台湾 ⊂ 中国 -> 尖閣 ⊂ 中国

政治家は高校1年で習う集合を理解していなければならない、ということでしょうか?


Saturday, January 5, 2013

身につけたい言葉

身につけたい、実践したい言葉:

チームプレイ、
雄弁は銀、
嘘も方便、
健康第一、
即行動、
継続学習、
社会奉仕、
文武両道、
忠孝両全、
一期一会、
人の振りみてわが身を直せ、
金は天下のまわりもの、
災い転じて福と成せ、
塞翁が馬、
笑う門には福きたる、
朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり。