Sunday, November 25, 2012

うまく気づかれずに押し付けられないか?

最近、私は生徒さん達と接する時の謙虚さを失い、要求を押し付ける横暴さが目立つようになった気する。

自分の考えが正しいと思い込むようになったのが一因だろう。
教員としての経験を積むにつれて、自分の指導方針に自信を持つようになってしまったわけだ。
それは悪くはない、むしろそうでないと困る。
だが、それでも押し付けは私の理想とするレッスン形態ではなかったはずだ。
生徒に何々するように促したくても、言葉で押し付けるだけでは能なしといわれても仕方ない。
言葉で押し付けなくても、授業だけで自然と生徒を理想的な学習をするように仕向けられるようにもっと授業を工夫しようと思う。

今年の大きな目標は、予習復習を継続する学習習慣の定着化である。
具体的な対策は特に定まっていないが、とりあえず一年通して、予習復習の大切さを訴え続けてゆこうとしている。授業開始時、宿題や試験返却時、授業中のちょっと息抜きの時間、授業外、とか。これをどうやって押し付けと思われずに伝えるかが手腕の見せ所だ。筋肉なさ過ぎてたいしたもの見せられないけど、色々と試行錯誤していくしかない。


Saturday, November 24, 2012

ペットボトルの話

水の世界地図(第2版)刻々と変化する水と世界の問題を読んでいます。

これによると水の瓶詰めと梱包による環境損失は甚大であるらしい。
天然水(?)から数千マイルを運搬したり、ペットボトルの生産に必要な石油(燃料)の量は相当のものらしい。飲んでみて水道水と区別できないのに、瓶詰め水に水道水の1000倍のお金を払い、そのために余計に燃料が消費されるのは可笑しい、と言いたいようだ。

ちなみにこの瓶詰め水のセクションを読む前日に私はスーパーで7種類の瓶詰め水を購入したばかりだ。Poland Spring, Avian, Volvic, Fijiなど色々と買ってみた。ソムリエ気取って味比べをしようかと思って買いましたが、水道水とも比較しないといけないなぁ。

ところで、ペットボトルに関して、下のページから”しってほしいペットボトルのこと”を視聴しました。面白かったのは、使い終わったペットボトルの回収率(2010年)がアメリカ29%でヨーロッパ48%、日本が72%というところ。アメリカとてつもなく低いなぁ。しかし、視聴していて日本ではアメリカよりはるかに厳しいゴミやリサイクル品の分別規則があったのを思い出した。日本で滞在していたとき、各家でリサイクル品を細かく分別していたのに驚いたものだ。比べてアメリカでは数年前の日本よりいまだに大雑把な分別しかされていない。アメリカ人のリサイクル意識は大分低いのだろうか。それにしても”水の世界地図”ではアメリカのペットボトル再利用率が20%となっていた。これは2010年より前のデータだろうけど、日本との差が悲しい。

さて、7本分の健康に良い(?)水をじっくり堪能するか。

http://www.petbottle-rec.gr.jp/

Friday, November 23, 2012

体調崩す。

二週間ほど前の話だが、風邪を引いてしまった。

風邪なのだろうか、今までにあまり経験したことのない症状だった。

咽喉が渇くのだ。渇きを感じ出すと咳がでた。
数日すると、声が出せなくなった。
しかし、咽喉以外には何の異常もなかった。
頭痛はしない。鼻水も出ない。体温も平常。
だから本当に風邪なのかわからなかった。

一応風邪薬を飲んでみたけど、咽喉は良くならなかった。
仕方ないので、学校の保健室で診てもらった。
咽喉が腫れていたくらいで、他に特に悪いものは見つからず一安心。
保健室でもらった薬で咽喉の痛みや渇きを緩和。

声が全く出せなかった日が5日ほど、当初思っていたより回復が遅れたが治ったようで良かった。

体調管理が疎かだったのを反省するか。
あのころは、期末試験やその他の仕事が重なり、夜更かしすることが多かった。
意識していなかったが、疲れが睡眠でとりきれず蓄積してしまったような気もする。

イチロー選手が実践しているような規則正しい毎日を送るよう日々の時間の使い方をもっと真剣に考えなければなるまい。

Thursday, November 22, 2012

目の前の相手を優先するべきなのか?

エネルギー問題や環境汚染問題について考えたことはありますか?
こんなシチュエーションを考えてみてください。

今からある会社の採用試験の面接を受けに行きます。
車でテクテク運転して行きます。
今日はなんとなくじめじめした暑い日です。冷房がなくても堪えられますが、汗まみれの状態になることは避けられそうにありません。

こんな時、運転中は冷房をがんがん効かせますか?



私なら効かせます。面接官に対してできるだけ爽やかな印象を与えるため。
私がここで冷房を使う使わないによる、大気への影響やエネルギー消費量は微々たるものだと考えてしまう。たぶん、大多数の先進国民はそういう結論を出すと思う。
環境汚染問題、エネルギー問題、温暖化問題などがあちこちを賑やかにさせていますが、結局みんな自分の利便性は犠牲にしたくないし、自分の身近のことを優先してしまうのだ。第一これらの問題による悪影響はすぐには見えないし、大きさも不明だ。文明がどれだけ進化したところで、人間は目前に迫る物事にしか対応できない。偏見ですかねぇ?

Monday, November 5, 2012

地政学に触れる

最初は国名や国々の位置関係とかをしっかり憶えようという軽い気持ちで勉強し出した地理であるが、このところ興味は地政学にシフトしてきた。

特に地政学の考え方は、今まで政治に全く興味が無く、各国の政治的発言や行動の意図をどうやって読み取るのか全く判断できなかった私に、考えるべき要点などを与えてくれた。
おかげで、少しは新聞の政治面の記事を読む気になってきた。
ただ読むだけでなく、自分なりに解釈できるようになると頭に残りやすいから益々学習意欲が湧いてくる。

地政学からさらに軍事についても少し知識を身につけたいと思うようになり、
軍事関連の簡単そうな本を数冊購入して読み始めた。
まだ基礎知識を頭に叩き込む段階であまり面白くない。
むしろ、地理歴史と同じで、何で今まで何も知らずに済ませてきたのか!?
よく知らずに社会人やっているなぁ、と思わされた。
でも、ある程度基礎知識が定着してきたら地政学同様、面白くなってくると思い、とりあえず読書を続けたい。

以下、私が地政学に興味を持つに至った本を4冊紹介します。
最初の3冊はライブラリーで借りたものです。ライブラリーはお金が懸からずに色々な本を読めるのでありがたい。しかし学校のライブラリーにはあまり新しい本がないところが残念だ。

1.地政学という学問があることを知るきっかけとなった一冊。

地図で読む世界情勢 第1部 なぜ現在の世界はこうなったか 
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4794216092/ref=s9_simh_gw_p14_d0_i1?pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=center-5&pf_rd_r=0CN0GXPP2ZHSHMM5YKM2&pf_rd_t=101&pf_rd_p=463376716&pf_rd_i=489986

2.ライブラリーで借りて読み始めたが、私にはやや難解でつまらなく、途中で放り出した。

地政学入門―外交戦略の政治学
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4121007212/ref=s9_simh_gw_p14_d0_i4?pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=center-6&pf_rd_r=0CN0GXPP2ZHSHMM5YKM2&pf_rd_t=101&pf_rd_p=463376816&pf_rd_i=489986

3.具体的な例から地政学的な物の見方を示され、なんとなく地政学の意味が解った気になった。

新・悪の論理
http://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0-%E6%82%AA%E3%81%AE%E8%AB%96%E7%90%86%E2%80%95%E5%A4%89%E8%BB%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E8%B6%85%E5%A4%A7%E5%9B%BD%E3%81%AE%E3%82%B2%E3%82%AA%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AF-%E5%A4%A7%E6%89%8B%E7%94%BA%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E5%80%89%E5%89%8D-%E7%9B%9B%E9%80%9A/dp/4819107232/ref=sr_1_5?s=books&ie=UTF8&qid=1352065767&sr=1-5

4.これは初めて自費で購入して読んだ、地政学関連の書物。非常に読みやすかった。
読んでいて、以前より政治に関心をわきたてさせられた。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4894519178/ref=s9_simh_gw_p14_d0_i1?pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=center-6&pf_rd_r=0CN0GXPP2ZHSHMM5YKM2&pf_rd_t=101&pf_rd_p=463376816&pf_rd_i=489986

Sunday, November 4, 2012

ドかべん

家の壁はさっぱりしている。
飾りといえるものは殆どなく、カレンダーと週間予定表と連絡網が張ってあるだけである。
壁をふさぐような大きな家具もあまり置いていないので、殺風景ともいえる。

先月、弟からコンピュータのWall Paperに学習したい内容を貼ると、それを頻繁に見るから頭に入りやすい。という助言を貰った。

しかし、それを現実の壁にも使うのもいいかもしれないと思った。
英単語をノートにせっせと書いても、ノートを開かなければ復習しないが、
壁に書いておけば、頻繁に復習できるのではないか。
そう思って、先週から実行しだした。
名づけて、どかべん。(ドアと壁で勉強するから)
自分の字が汚かったり、小さすぎたりして、近くまでいかないと読めないなんてことになったので、
少し大きく文字を書いたり、一見して復習できるように図や絵も用いることにした。
はてさて、どれほどの効果がでるであろうか。


ところで、これを実行しだすとき、どの映画かは定かではないが、壁に新聞の切り抜きを貼りまくっているスパイの一部屋のシーンを思い出した。壁を埋め尽くすほど貼り付けることになったら異様かもしれない。