最近、私は生徒さん達と接する時の謙虚さを失い、要求を押し付ける横暴さが目立つようになった気する。
自分の考えが正しいと思い込むようになったのが一因だろう。
教員としての経験を積むにつれて、自分の指導方針に自信を持つようになってしまったわけだ。
それは悪くはない、むしろそうでないと困る。
だが、それでも押し付けは私の理想とするレッスン形態ではなかったはずだ。
生徒に何々するように促したくても、言葉で押し付けるだけでは能なしといわれても仕方ない。
言葉で押し付けなくても、授業だけで自然と生徒を理想的な学習をするように仕向けられるようにもっと授業を工夫しようと思う。
今年の大きな目標は、予習復習を継続する学習習慣の定着化である。
具体的な対策は特に定まっていないが、とりあえず一年通して、予習復習の大切さを訴え続けてゆこうとしている。授業開始時、宿題や試験返却時、授業中のちょっと息抜きの時間、授業外、とか。これをどうやって押し付けと思われずに伝えるかが手腕の見せ所だ。筋肉なさ過ぎてたいしたもの見せられないけど、色々と試行錯誤していくしかない。
自分が高校生だったころ、英語の担当の先生が、「教師も君たちに最善の授業をすべく相当の準備をしてきているのだから、君たちが何の準備もせずに授業を受けるのは礼儀に欠けることだぞ」とおっしゃったのを覚えてる。先生が授業時間外でも生徒たちのために仕事をしているんだと初めて気が付いた。双方がベストを尽くして授業に臨んでこそ!だよね。
ReplyDelete