水の世界地図(第2版)刻々と変化する水と世界の問題を読んでいます。
これによると水の瓶詰めと梱包による環境損失は甚大であるらしい。
天然水(?)から数千マイルを運搬したり、ペットボトルの生産に必要な石油(燃料)の量は相当のものらしい。飲んでみて水道水と区別できないのに、瓶詰め水に水道水の1000倍のお金を払い、そのために余計に燃料が消費されるのは可笑しい、と言いたいようだ。
ちなみにこの瓶詰め水のセクションを読む前日に私はスーパーで7種類の瓶詰め水を購入したばかりだ。Poland Spring, Avian, Volvic, Fijiなど色々と買ってみた。ソムリエ気取って味比べをしようかと思って買いましたが、水道水とも比較しないといけないなぁ。
ところで、ペットボトルに関して、下のページから”しってほしいペットボトルのこと”を視聴しました。面白かったのは、使い終わったペットボトルの回収率(2010年)がアメリカ29%でヨーロッパ48%、日本が72%というところ。アメリカとてつもなく低いなぁ。しかし、視聴していて日本ではアメリカよりはるかに厳しいゴミやリサイクル品の分別規則があったのを思い出した。日本で滞在していたとき、各家でリサイクル品を細かく分別していたのに驚いたものだ。比べてアメリカでは数年前の日本よりいまだに大雑把な分別しかされていない。アメリカ人のリサイクル意識は大分低いのだろうか。それにしても”水の世界地図”ではアメリカのペットボトル再利用率が20%となっていた。これは2010年より前のデータだろうけど、日本との差が悲しい。
さて、7本分の健康に良い(?)水をじっくり堪能するか。
http://www.petbottle-rec.gr.jp/
水源の豊かな日本で育つと水の大切さ、ありがたみを忘れてしまうね。水があって当たり前みたいに。アフリカや東南アジアなど開発途上国では水を川や井戸から運んでくるのが一仕事だというところも多い。既に水資源が足りなくなっていて、井戸も相当深いところまで掘っているという話も聞く。水源を大事にしないとね。人間は水なしでは生きられないから。
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