土曜日に高校生のサッカーの試合を観戦した。
サッカーの試合の一部始終を観戦するのは、生まれて2度目である。
1度目は2週間前のこと。
そこでの我が校のプレイに好感を憶えたのだろう。
それが今回の観戦に繋がった。
今回の相手は、聞くところによると我が校は20年間全く勝利したことがない強敵らしい。
この日は序盤から激しい攻防戦で、前半は0-0で終了した。
後半は我が校は敵の攻撃を防ぎきれず結局4-1で敗れたが、試合終了まで熱中してみることが出来た。
後半始まって早々最初の失点をしてから、徐々に点差をつけられて残り10分ほどの段階で4-0になっていた。それでも最後までギブアップせずに執拗に相手のゴールを攻めて、残り数分でついにキャプテンのシュートが決まった。今までの相手キーパーの鉄壁ぶりを思えば、よく決めてくれた!って大いに溜飲を下げることができた。
4点差になっても最後まで闘争心を無くさず、執拗に攻める姿勢には驚嘆する。
私なら、間違いなく途中で試合を諦めていただろう。
もし我が校のキャプテンがそうしていたら、私を含めた観客は最後まで観戦や応援はしなかっただろう。
彼らの奮闘は私達を魅了した。
前半の接戦も素晴らしかったが終盤に見せた意地と勝利への執念はそれ以上に素晴らしかった。
終盤のキャプテンの意地を観る為に私はこの試合に足を運んだのだろう。
私も彼のもつ闘争心、根性、粘り強さ、熱気、といった特性を少しでも備えたい。
彼のように真剣に己と向き合っていれば、獲得できるはずだが・・・
可笑しいね、火を使えてこその人間だというのに。
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