Monday, August 6, 2012

問いを発すること

今日は車の後部座席で暇していた時、外の景色を眺めているとタンクローリーの後姿が眼に留まった。




”何で楕円形なんだろう?”
と不思議に思った。
帰宅後にWikiで調べてみたが、円形の方が四角形より強度があることと、高さ制限があれば真円形より横に伸ばした楕円形の方が運べる液体の体積を確保できること、という風に漠然とだが理解した。(この記事に関しては英語版より日本語版のほうが詳しく書かれてあり意外だった。)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC

しかし要点はタンクローリーの形状云々ではなく、”なんで楕円?”という問いを発した点にある。
学校では問いは当然の如く与えられていて、その答えを得る方法を学ぶ。
しかし、問いを発することも学力の一部である。
我ながら、よくぞこの疑問を抱いた、と感心した。今までにタンクローリーを何度も見ている私ではあるが、今日のような観察は初めてだろう。
では何故今日に限って私はこの問いを発することができたのか?自分でもよくわからないが、車の後部座席で退屈していたから、また特に考え事のネタが無かったから、ではないかなぁと思う。それから適度にリラックスした状態だったからとも思う。
これが真実ならば、意図的に頭脳に暇を与えてやるのも立派なテクニックといえるだろう。
週7日、168時間仕事に没頭してはいけない、ということですね。



1 comment:

  1. インスピレーションがどこから沸いてくるか?って非常に興味があります。脳みその奥から?それとも宇宙のどこかから飛んでくるのかな~?宇宙にいろんなアイデアとか浮かんでいて、そこにうまく波長があうとピーンとくるんだろうか?なんて思います。古代ギリシャの人たちも暇がいっぱいあったからさまざまな発見をしたのかもしれないね。

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