Monday, September 10, 2012

あるバイトの影響

私の学校外での最初のバイトはレストランでの給仕。
学校では自分の殻に篭り勝ちの私にとって、異世界に飛び込んだような貴重な経験になりました。

まず自分の身だしなみに気を使うようになった。それまでは人から見られているという意識は絶無でした。今でもあまり気は使っていませんが0ではなくなりました。

それから挨拶や返事でしっかり声を出すように躾けられたこと。
この辺が一番自信がなかったので、ここでそういう体験をできたのは大きい。学生の間はその必要性に迫られることはなかったからね。

またお客さんに出来るだけ喜んでもらえるよう接客の仕方を模索したことで、他人とのコミュニケーション、観察力、対応力、行動の早さ、など一言では言い表せないけど色々な能力を鍛えられたと思います。

最後に、そこでのボスに何度も言われて身についた言葉に
”空いた時間があったら、自分でできることを見つけて実行する”
があります。ボスから頂いた貴重な訓示、私の無形財産です。

でも貴重な訓示だと認識したのは、そこで働いていたときではなくて、今の職場で働いているときに何度かレストランで身につけた習慣に救われていることを実感したときです。
バイト経験していて良かったなぁ、と何度も感じています。


1 comment:

  1. レストランの給仕に限らず接客業は大変難しい職種だと思います。さまざまなお客さんが現れ、思いもよらないシチュエーションになることもある。そんな時に瞬時に対応できるようになるためには、洞察力、判断力、融通性も求められるし、何事もない状況でもその人の人柄で、お客さんはいい気分にも悪い気分にもなる。体力も必要だね。そんな大事な業務なのに、お給料は低い。ただ、この職種の求人はいつもある。このバイトの経験は生涯通じていろいろな意味で貴重な財産となると思います。

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